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中延の家—内装仕上げ材料

revised: 2006 / 03 / 03

針葉樹合板(構造用)

構造用の針葉樹合板。通常構造用に使うものはもっと節だらけのものが多く見られます。

この内装材を張り始めました。既存の塗り壁を柱ごと覆ってしまい、合板の力を借りて筋交い以上の効果を狙います。

今回、耐震効果も意識して((ただし、ここでご紹介している方法は耐震補強工事として正規に保証されているものではございません。一定以上の効果をねらって設置するものですが、あくまでもクライアントである私自身の物件である点をあらかじめご了承ください。))内装に木造建築物の構造体に用いられる「構造用合板」を使用することにしました。
この住宅が建設された当時の筋交いだけでは大きな地震に対してはなはだ心もとないためです。

その「構造用合板」ですが、内装で使用することを考慮し、節のなるべく少ないものを選びました。写真で見る限り、ちょっと木目がどぎつい感じがするかも知れませんが、最後の仕上げでこの素材を天然材料ゆかりのオイルで染色仕上げします。