ARCHITECTURE - PROJECT
- 和田の集合住宅
Housing in Wada: 2017 - 河辺の家 改修計画
HOUSE IN KABE: reform: 2012 - 道の駅 尾花沢 花笠の里 ねまる
Michi-no-Eki Obanazawa: 2007 - Proto House 0511
Proto House 0511: 2005 - 小金井の家
House in Koganei: 2005 - 妙蓮寺の家
House in Myorenji: 2004 - Y RESIDENCE
Y RESIDENCE: 2001
ARCHITECTURE - ARTICLE
- 「小金井の家」の照明計画:
- キッチン:
- 代官山の家:
- 吹抜+南面デッキ:妙蓮寺の家:
- 吹抜:代官山の家:
- 妙蓮寺の家:
- 小金井の家:
- 手すりと収納:
- 階段:
- モジュラーコーディネイション:
- 手すり収納の組み立て:
- ウォークアラウンド・クローゼット:
- 気積:
- 中延の家—内装仕上げ材料:
- 中延の家—内装仕上げ材料-2:
- 中延の家—キッチンユニット:
- Z字プランの省エネハウス-1:
- 空間の骨組み-1:
- プランニングとスケッチ:
- HOUSE IN MYORENJI:
- Y RESIDENCE:
第9回TEPCO快適住宅コンテスト
Switch! ハウジングプロポーザル
応募案
担当:
濱中直樹
瀬田憲男(元スタッフ)
ギャラリーを備えた省エネルギー、オール電化住宅
省エネルギー住宅が高気密・高断熱だけを満たせばよい、というのは幻想ではないでしょうか。
全館空調システムにより、人工的に環境を作り上げ続けることは、一見健康的なようで、日々を「いきる」という実感からはなれたところへ人々の生活を追いやってしまうように思います。
エネルギーを意識した住宅に求められているのは、まずエネルギーへの依存度を極力低くできるように「躯体力」を高めることだと考えます。空調時の効率を考えて高気密・高断熱を実現するのみならず、なるべく空調のちからを借りずに室内が過ごしやすい環境に保たれるよう、採光や通風を計画すべきでしょう。
[計画概要]
東西に長い敷地形状そのままに建物の外形も東西に長いものとなっています。さらに建物の形状を鋭角に折り曲げた平面とすることで、さまざまなメリットを享受することが可能になります。
南に面したデッキを室内に囲み込もうとするような配置で広間の窓をデッキ側に設けることで、道路からの視線や南からの日射を遮りながら、空間の広がりを獲得することが可能になります。
オール電化住宅でどうしても増えてしまうヒートポンプやタンクなどの大型設備機器をプランの北側くびれ部分に設置することで、無理なく設備計画を整えることが可能です。
通風や採光の役割を考える上で、デザイン上、次のようなルールを設定しています。
・主に採光の役割を果たすガラス窓はハメ殺し、機能性複層ガラスとする。
・通風用には別途、開口建具を設け、仕上げを外壁面と共通とし、建物外部の凹凸をなるべく少なくする。