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中延の家—キッチンユニット

revised: 2006 / 09 / 29

アルミフレームとアルミ外皮によるオリジナルキッチンユニット

ガスコンロ、シンクを設けるカウンターのスケルトン。フルオーダーのアルミフレームにより、スペースに完全にマッチしたサイズで構成できるのがポイント。さらにメーカー直販なので、コスト的にも有利なところが大。ワゴン収納と扉収納が組み合わされます。

家電ステーション?となる予定のカウンター。3つ見えているのがそれぞれワゴン収納。ワゴンは棚板高さが自由に変更できるようになっており、収納するものによって最適なスペースをつくることができます。余計に見える取手もあえてつけていません。

オリジナルの家具や収納のよいところは、必要とされるスペースにぴったり合わせたサイズでいろいろ制作できるところでしょう。
今回のリフォームで2階のスペースに設けることになったキッチンも完全なカスタムメイドとなっています。
全体の構成は2つのカウンターからなり、一方にガスコンロとミディアムサイズのシンク、さらには卓上タイプの食器洗浄機を設置します。
もう一方は家電ステーション、ともいうべきもので、炊飯器、湯沸かしポット、電子オーブンレンジ、ミキサーなどを設置しつつ、ワゴンによる収納にも供する、というものです。

天板や側板とも陽極酸化皮膜処理(アルマイト加工)された4mm厚のアルミを用い、内装仕上げとは一見対照的なクールな印象にまとめようとしています。また、板の取付け方を工夫することで、ワゴンにはよけいな取手などを取付ける必要がないように考えてあります。