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中延の家—大工工事-1

issued: 2006 / 02 / 27

大工工事のあらまし

床下地作りの作業中

天井に使用した間伐材の針葉樹ベニヤ。商品名は「すぎ丸くん」といいます。かわいいネーミングですね。ご丁寧なことに節の部分はすべてあらかじめパテ処理が施されています。

今回のリフォームは設備周りのほかはほとんどが大工工事となります。
手順はおおむね下記のようになるでしょうか。

床下地作り→天井下地作り→天井仕上げ→フローリング張り→壁下地作り→壁材張り

実際はいくつかの作業が併行しますので、必ずしも順番通りではありません。

まず、仕上げ材料を張るための下地作りから始めます。
・床下地:床については不陸の調整(床を真っ平らに近い状態にする、ということです)のためにフローリングの下地にベニヤ板を敷き詰めるのですが、新たに断熱材を入れるために根太を敷いておきます。
2階については断熱材を入れる予定がないので、既存の床板に直接ベニヤ板を張っていきます。

・天井下地:天井は既存の仕上を落とさず、直接仕上げ材を張ることにしました。
・天井仕上げ:その仕上げ材に採用したのが、東京産の間伐材を利用してつくられた針葉樹のベニヤ板です。節の部分がパテでケアされていたりして、内装材として利用されることが想定されているのは明らかです。予想以上に柔らかくしなやかな素材で、若干であれば曲線部にも使用できそうです。
針葉樹には樹皮に近い部分と中心に近い部分とでそれぞれ白太、赤太という分類があるそうですが、今回選んだのは白太と呼ばれる部位から生産されたものです。文字通りかなり色白な印象です。