2014

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南浦和の「ショイン」—リノベーション
"Sho-in" in Minami Urawa


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築年数が50年近い木造住宅のリノベーション。現代に即した構造、環境性能を付与しつつ、水屋付きの和室8畳間を次代を担う若い世代の居室としてリノベーションしました。

二階建て日本家屋の平屋部分にあたり、大きな容積を占める天井裏を開放することで伸びやかな空間が獲得できたように思います。 就学中の児童二人が過ごす空間として、一対のヌックを設置し、将来二つのスペースに分けることも視野に入れています。 空間の記憶を継承する、というほど大げさなことではありませんが、以前の和室で意匠に使用されていた材をいくつか再利用しています。なかでも棚板のつっかえ棒に転用した天井の竿縁が「ショイン」のイメージを決定づけています。

ヌック越しにデスクスペースをみる。

計画時の室内